株式会社プッシュ代表取締役CEO。横浜市立大学入学後、2社のIT系ベンチャーでインターン。営業やWebマーケティング、プログラミングを習得しフリーランスとして独立。その後、在学中に株式会社プッシュを創業。Webマーケティング事業やソフトウェア事業を運営。
Zoomミーティングの録画は非常に便利です。
録画した動画を見て、それぞれのタスクを確認したり、会議に出席できなかった人と動画を共有することも出来ます。また、録画を再利用して、ウェブサイトやイントラネットにアップロードすることでオンデマンドコンテンツを作成することもできます。
録画には「ローカル録画」と「クラウド録画」の2つのオプションがあります。
ローカル録画は、すべてのZoomユーザーが利用できます。録音ファイルは、ローカルコンピュータのハードドライブに保存されます。
一方で、
クラウド録画は、すべての有料アカウントで有効になっており、録画ファイルがZoom Cloudに保存され、閲覧、共有、ダウンロードが可能になります。
クラウドでもローカル環境でも、高品質のMP4(ビデオとオーディオ)およびM4A(オーディオのみ)ファイルが提供されています。
目次
Zoomの録画方法
Zoomでのミーティングを録画するには、「レコーディング」をクリックします。
↓レコーディングをクリックすると「このコンピューターにレコーディング」と「クラウドにレコーディング」という2つのオプションがあるので、お好みの方法を選択します。※クラウドは無料プランでは利用できません。
Zoomの録画ファイルはどこにある?
「Zoomで録画してくれているらしいけど、ファイルはどこにあるの?」と思う方は多いでしょう。私も最初、迷いました。
ローカル(コンピューター)に録画した場合もクラウドに録画した場合も、Zoomの「設定」から見つけられます。
「設定」→「レコーディング」と進むと、↓こちらの画面が表示されます。
ファイルが見つからない場合(クラウド)
実はクラウド録画には時間がかかります。そのため、まだ録画が完了していない可能性があります。
ただし、便利なのは録画した動画が利用可能になったら、Zoomはメールで通知を送ってくれます。メールにあるリンクをクリックして、録画ファイルを表示・管理することが出来ます。
また、Zoomソフトウェアにおいても、「ミーティング」タブをクリックし、左パネルの上部にある「録音」タブをクリックすると、すべての録画ファイルへのリンクがあります。
ここからは録画ファイルを活用する方法をご紹介します。
録画ファイルを編集する
会議の録音を編集する必要はそれほどありませんが、より洗練された、分かりやすいものにすることが出来ます。
例えば、実際に会議が開始するまでの無音の時間や雑談の時間はカットしてしまいましょう。
実際に編集を行うには、別のツールを使いましょう。
Zoomで録画されたファイルは MP4 や M4A といった拡張子で保存されています。
このようなフォーマットは、ScreenFlow、Camtasia、iMovie、またはAdobe Creative Cloudのビデオソリューションなど、ほぼすべての編集ソフトに対応しています。
録画ファイルにキャプション(テロップ)を追加する
※ライブ文字起こしは現在日本語には対応していません(2021/11/26 現在)
キャプションを追加したり、文字起こしを作成したりして、録音をより利用しやすくしたい場合は、まずアカウントでライブ文字起こしが有効になっていることを確認する必要があります。そうすれば、クラウドに録画した会議やウェビナーは、自動的に音声が書き起こされます。
クラウドに会議を録画すると、録画が利用可能になるとメールが届きます。
クラウド上で会議を録音した後、録音が利用可能になるとメールが届きます。ライブ文字起こしが有効になっている場合は、音声トランスクリプションが利用可能になると、自動的に2通目のメールが届きます。
文字起こしのテキストVTTファイルは、会議録音が保存されているのと同じURLにあり、すぐにダウンロードして編集することができます。
文字起こしをキャプションとして表示したい場合、録画を見て画面右下のCCアイコンをクリックするだけです。ダウンロードした動画にキャプションを付けたい場合は、お使いの再生ソフトによっては、VTTファイルをアップロードすることも出来ます。
また、私がオススメするのはZoomではなく別の編集ソフトを利用することです。Vrew(ブリュー)をオススメします。これなら自動でテロップ挿入をしてくれたり、ジェットカットもAIに任せることが出来ます。
録画ファイルを共有する
ファイルをダウンロードした場合には、公開しても良いならばYouTubeなどにアップロードすれば良いでしょう。
もしくは、お使いのクラウドストレージ(Google Drive, Dropbox等)にアップロードして共有するのも良いでしょう。
他には、クラウド録画したファイルをそのまま共有することも出来ます。録画ファイル管理ページで「共有」をクリックして共有可能なリンクを取得できます。そのリンクをシェアすることで相手が閲覧できるようになります。それだけでなく、認証されたユーザーのみが録画を閲覧できるようにしたり、パスコードを要求したり、有効期限を追加するなど、録画ファイルのセキュリティを保護するためのいくつかのオプションがあります。
株式会社プッシュ代表取締役CEO。横浜市立大学入学後、2社のIT系ベンチャーでインターン。営業やWebマーケティング、プログラミングを習得しフリーランスとして独立。その後、在学中に株式会社プッシュを創業。Webマーケティング事業やソフトウェア事業を運営。