株式会社プッシュ代表取締役CEO。横浜市立大学入学後、2社のIT系ベンチャーでインターン。営業やWebマーケティング、プログラミングを習得しフリーランスとして独立。その後、在学中に株式会社プッシュを創業。Webマーケティング事業やソフトウェア事業を運営。
Zoomは無料でも使えます。ただし、無料プランだといくつかの制限があります。
それらの制限を突破し、さらにZoomを活用するには有料プランにアップグレードする必要があります。
この記事では、有料プラン (プロ) にアップグレードすると出来る6つのことを紹介します。
目次
Zoomのプロプラン
(Zoom公式サイトより)
Zoomには無料プランのほかに有料プランが3つあります。
- プロプラン (月額2,000円)
- ビジネスプラン (月額2,700円)
- 企業プラン (月額2,700円~)
の3つです。
多くの方がプロプランに加入しており、多くの場合はプロプランで充分でしょう。
そのため、この記事ではプロプランのみ解説していきます。
1. 40分の制限時間がなくなる
Zoomの無料プラン (ベーシック) では、1対1のミーティングの時間は無制限ですが、グループミーティングの時間は40分に制限されてしまいます。
Zoomのプロプランなら、最大100人までのグループミーティングを時間無制限に開催できるので、
時間制限を気にしたり、次のミーティングを始めなければならないということもなく、必要なだけミーティングを行うことが出来ます。
この特徴がもっとも大きなアップグレードの理由となっています。
2. クラウドへの録画
無料ライセンスでは、ローカルデバイスに会議を録画することができますが、プロプランでは、クラウドにも録画することができます。
これにより、動画の共有が簡単になり、さらにデバイス上のスペースが空きます。動画ファイルは非常に大きいサイズのためデバイスのストレージを圧迫しかねません。
クラウドに録画されたファイルにZoomのWebサイトからアクセスすることで、商談や社内会議、社員研修など全てのZoomミーティング動画を共有することができます。
また、各プロプランのアカウントには、追加費用なしで1GBのクラウドストレージ利用分が付いています。
3. ソーシャルへの配信
プロプランなら、ZoomミーティングをFacebookやYouTubeでライブ配信できます。
プロプランにアップグレードし、Zoomの設定でストリーミングを有効にするだけです。また、カスタムライブストリーミングサービスにもアクセスできるので、そのほか(ニコニコ動画etc)のプラットフォームにも配信できます。
4. 拡張されたユーザー管理と管理者コントロール
有料のZoomライセンスでは、コミュニケーションソリューションの管理がこれまで以上に簡単になります。
システム管理者は、エンドユーザーを管理し、彼らがZoomプラットフォームとどのように相互作用するかについて、より多くのコントロールを行うことができます。
例えば、管理者はリモートでライセンスをプロビジョニングしたり、アカウントからユーザーを削除したり、通知をカスタマイズしたり、クラウド録画を有効にしたりすることができます
5. レポート作成が容易になる
システム管理者は「レポート」セクションにアクセスできます。
アカウント所有者や管理者は、組織内でいつ何件の会議が行われているか、参加者の数、会議の議事録の数などを確認することができます。
6. ミーティング以外のZoomシリーズにアクセスできる
Zoomのプロプランでは、SIP/H.323ルームコネクタ、Zoom Room、Zoom ウェビナーなどのZoomサービスを追加することができ、大規模なミーティングライセンスやオーディオプランも利用できます。
また、Zoom APIへのアクセスも可能です。これにより、開発者はZoomアカウント用のアプリを作成したり、Zoomをソリューションに組み込んだり、チャットボットを構築したりすることができます。
これらの機能を活用することで、ユーザーエクスペリエンスの摩擦を減らし、生産性を向上させ、より効果的なワークフォースを実現することができます。
以上、プロプランに課金すると出来る機能を紹介しました。
プロプランなどの料金についてはZoomの価格ページをご覧ください。
株式会社プッシュ代表取締役CEO。横浜市立大学入学後、2社のIT系ベンチャーでインターン。営業やWebマーケティング、プログラミングを習得しフリーランスとして独立。その後、在学中に株式会社プッシュを創業。Webマーケティング事業やソフトウェア事業を運営。